OKRを読み終えた
OKRを読み終えました。
突然ですが、個人的にMBOって好きじゃないのです。 自分にとってのMBOの記憶というと、もう10年ぐらい前の話でネットワーク保守周りをやっていた頃に遡るのですが・・・
- NW稼働率99.98%を維持する
- B級/BC級障害発生件数を*件に抑える
とか、アンコントローラブルな数値目標で全体の50%以上を占めていたのですね。当時25歳ぐらいった気がするので、もう10年以上前ですね。 NW稼働率99.98%を維持するために何が必要なのか、という観点は確かに大事なのだけど、主体的にそれに対して何かができる環境でもなく、そのためのスキルアップだったり何かを学べる環境というのでもなかったので、単純に減点方式の目標というイメージしか無くて辛かった思い出です。
なので、それに対してOKRは評価システムとしてどうなんだという気持ちで変な先入観があったのですが、本書を読み進めていく内に最初は「なにこれホラー小説じゃん」という気持ちから、徐々に「OKRすごい!個人でもやってみたい!」という気持ちに変化していきました。 OKRは4半期毎、つまり3ヶ月ごとに設定して突き進んでいくという所に変化に対する柔軟性を感じられたのが自分にとっては新鮮味がありました。
ちょっと色々書いてみようと思ってはみたものの、実際に自分がOKRを導入した職場で働けていない、個人としてもOKR考えられていないということもあり、あまり書けることもないのでこのへんで。
色々と落ち着いた頃には、仕事じゃなくて個人としてのOKRというものを考えてみたいなと思えるぐらいの良書でした。
- 作者:クリスティーナ・ウォドキー
- 発売日: 2018/03/15
- メディア: Kindle版