Beyond The Limit

はじまりは2001年

転職して暫く経過した

転職してから、気がついたらおおよそ2ヶ月ぐらい経過してました。
最近になって気がついたのは、誰かのブログ記事を読んで、それに触発されて「あー、なるほど。自分も思ったことを書こう。」みたいなことが多いです。
そういう風に見知らぬ誰かに気づきを与えるとか、啓発できるのってすごいなと思います。

 

この2ヶ月でやってきたこと

コードを書く仕事ではないので相変わらずコードは書いていないのですが、エンジニアを取り巻く環境の整備であったりなどをずっとやっています。

なかなか大変なことも多く、自分が知らなくて「えっ、そうだったの?」ということもあるのですが、ある意味で新しい発見も多くて面白さを感じて仕事をしています。

入社してからずっとリモートということもあり、新入社員ならではのコミュニケーションで難しく感じる部分がより難しく感じることあるのですが、ぼちぼち頑張ってやっていっています。

 新しい職場・チームにジョインした時に気をつけた方が良いこと

ところで、私は自分でも不思議なことに転職回数が物凄く多いです。
かなりではなく、物凄く多い方だと思ってます。

もう何回目の新入社員体験だっけというのはあるのですが、いいかげんいい年齢になってきたこともあり、新入社員体験にも多少の慣れが出てきました。

転職して(あるいは似たような場面において)これを気をつけておく・やっておくといいかなーと思うものをつらつら書いてみます。

自分の立ち位置を把握・認識・確認する

結構大事なことだと思います。

自分の役割・立ち位置は何なのか、それは組織の方向性やミッションとどのようにリンクしているのか、これを理解していないと歯車がうまく噛み合いません。

必ずしも自分のやりたいこと・やりたくなってきたことが組織の目指す方向性と一致するわけではないので、立ち位置をしっかり確認した上で、バリューを発揮していくのが良いです。

過去の自分の経験ですが、社長直轄で新規チームの立ち上げポジション入社したのは良かったものの、関連する他部署が認識している私の役割とズレがあり、入社早々「えっ?」ということがありました。
必ずしも"自分の役割をみんな同じように認識してくれている"ということではないので、上司・同僚と認識を合わせていくことは入社早々においては大事なことだと感じています。

自分の得意領域を作る・得意領域を発揮する

十数年前に今でいうSESで働いていた時、出向先の人から言われました。
自分の得意領域を作ると、そこが自信につながって良いサイクルが回っていく・回していける可能性が高まります。

20代前半だったので「自分の得意領域を作る」だったのですが、そこそこ歳をとった中途になると、自分の得意領域で最初のバリューを発揮することが大事です。
ここでいう得意領域とは、ハードスキルだけではなくソフトスキルも含んでいます。

例えば、私は今まで色んな会社・組織・チームで仕事をしてきたこともあり、周囲への働きかけだったり調整ごとは得意かなと自分では認識しています。
現職においても、そういったスキルは物凄く大事な場面が多々あり、そこを評価してもらえて今ここにいるんだと思うこともあります。

まずは自分の得意領域で周囲に認めてもらう・自分が何者なのかを知ってもらい、そこから次の一歩を踏み出すことが大事です。

最初に書いた「私ってこういう役割でここにいます」とセットで知ってもらうことで、「何者なのか」が認識されやすくなります。

これは逆に自分が中途入社の方を受け入れる際にも言えることです。
その人の得意分野や立ち位置を知ることで、コミュニケーションをとるハードルも下がります。

 周囲に興味をもつ

一緒に仕事をしていく人達に興味を持つことは大事なことです。

顔色をうかがうとかではなく、その人の得意分野・不得意分野・個性などを知ることでコミュニケーションも取りやすくなり、組織・チームにもはやく馴染むことができます。

自己開示をする

自分の役割・立ち位置というのとは別の観点で、私はいつも新しい職場・チームでは積極的に自己開示をしています。

私に対して興味を持ってもらうというよりも、知ってもらうことでお互いにコミュニケーションを取りやすくしたい、スムーズにやっていきたいという思いからです。

特にチームリーダー以上の役割で働く場合、これは凄く大事なことです。
「相手に話をしてもらうには、まず自分から」と考えていることもあり、プライベートの深い所まで話す時もあります。
相手に同じレベルを求めるとかではなく、私はここまで話すことができますというサインを送っている感覚でしょうか。

自分に自信をもつ

入った組織が自分が想定しているよりもハイレベルで、やっていけるのか不安になった。
担当チームのメンバーのクセが強くて、チームを率いていけるのか不安になった。
知らないことが多すぎて、どこから手を付けていいのか分からなくなった。

これらは全部自分の経験でもありますが、自分に自信をもたないと上手くいくものもうまくいきません。
なぜそこにいるのか、それは自分以外の誰かから何らか認められたのでそこにいる、それを認識するだけでも自信をもつことにつながります。

 

 

そんなこんなで、難しいこともありますが、それらも含めて楽しくやっていけてるので良かったな〜という今日この頃です。

社内やチームに強いエンジニアがいるというのは一種の福利厚生だと自分は思うのですが、それと同じく強い上司がいるというのも一種の福利厚生だと思うのです。

いつか自分がそう思われるように、日々頑張ります。