Beyond The Limit

はじまりは2001年

マネージメントをする立場になって気をつけていること

4月からマネージャーになりました。 「マネージャー」という言葉や意味合いは会社によっても変わりますが、私の所では管理職のことを指していて、部署の責任者という立場になります。 過去にも何度か「マネージメントをする立場」に立ったことはあるのですが、それぞれ規模感もマネージメント対象の数も異なり、もちろん状況もそれぞれです。

三度マネージメントをする立場になったのですが、改めて自分が気をつけていることを書いてみたいと思います。 チーム自体は私自身を含めて二人なので、個々人の能力次第なところが大きいのですが、こんなチームもあるよということで。

チームの内外に対して、心理的安全性を確保する

他部署と関わることが多いこともあり、気軽に話しかけてもらえるように言葉や行動を心がけています。 ただ何でもかんでもこられると、それだけでコンテキストスイッチが発生して余計なコストが生まれたりもするので、そうならないように線引きと仕組化が大事だなと最近考えています。 それも日々変わっていくし、相手あってのことなので、まだまだ自分の中でも模索中です。

マイクロマネジメントにならないように気をつける

メンバーがそこそこ経験があり、かつ優秀だからこそというのもありますが、マイクロマネジメントにならないように注意しています。 マイクロマネジメントが悪か否かはおいておいて、それをしなくても良い状況だから、そうならないように気をつけています。 メンバーの行動を管理するのがマネージメントではなく、成長を促進してチーム全体で能力をあげていくのがマネージャーのマネージメントだと考えているところも大きいです。

現場の仕事に出来る限り口を出さない

これもマイクロマネジメントをしなくていい状況だからだとは思いますが、現場の仕事に出来る限り口を挟まないように気をつけています。 仕事の楽しみ・楽しみ方は人それぞれあると思うのですが、自分の場合は自分の仕事に上司から口を挟んでほしくなったということもあり、そのようにしています。 もちろん何かする際にはより良いやり方はあると思いますが、それを発見する・発見するまでの過程を経験するのも成長のための大切なことだと思います。

新しい仕事を取ってくることを忘れない

他部署のマネージャーからもアドバイスをいただいたのですが、マネージャーとして「新しい仕事を取ってくる」ということを意識しています。 現場の仕事に口を出さない=現場の仕事はメンバーに任せる、ということになりますが、マネージャーとして部署の領域を広げられるように動いています。 自分がやりたいことをやる・チームを大きくしていきたい、などの理由があります。 出来ることを広げていくといっても、いきなりジャンプするわけではなく、やってることの隣の領域や会社の中で落ちている領域を拾う感じです。

オフタイムでの交流を大事にする

マネージメントというより、マネージャー観点になるのですが、交流を大事にするようになりました。 オンタイム=定時の間、オフタイム=それ以外、という区分です。 交流の仕方・方法は色々とありますし、交流したい人もそうじゃない人もいますが、相手の好みにフィットした交流ができるように努力しています。


つらつらと思ってること、気をつけていることを書いてみました。 書いてみて思ったのは、マネージャーじゃなくても意識していたけど、見える範囲が広がったので考え方・捉え方・進め方もそれに併せて変えていけないなと。 しかし入社半年で昇格したので、新卒社員に「頑張ったらいけるんだ!」という希望を与えていきたい所存です。

※もちろん中途なので土俵が全く違いますが。。。

余談

今日たまたまSoudaiさんの書いた記事を読むことがあり、弊社の新卒社員にも紹介したりなどしていました。 だいたいぼんやり考えていたことが言語化されていて、かつSoudaiさん自身がそうであるから説得力がある良い話でした。 ten-navi.com