Beyond The Limit

はじまりは2001年

フルスタック人材

今回転職活動中に「フルスタックエンジニア」という文字をよく見かけました。

e-wordsによるとこういうことらしい。

e-words.jp

 

いわゆる何でも屋っぽく見えるけど、何でも屋じゃなくて何でもできる屋みたいです。
なれるんだったらなりたいもんだけど、正直なりたくてなれるもんではないと思う。

努力だけでなく、それは環境であったりチャンスであったり、そういうものもキャリア形成には重要だなぁと最近思うのです。
もちろんチャンスの確率を高めるため、確度を上げるための努力ではあると思うけど。

 

フルスタックエンジニアと同じぐらい、こんなスキルが求められているのをよく見かけました。

  • 新規で事業を立ち上げた経験がある、それを軌道にのせた経験がある
  • マネージメントの経験がある
  • KPIを自ら設定して、高速でPDCAを云々

見ている求人がちょっと偏っているのかもしれないけど、これらを満たせるって結構難しい気がする。
まず新規事業の立ち上げってそこまで多くはないだろうし、時間もかかるし、ましてや軌道にのせるってのも難しい。

 

働き始めて14年になるのですが、昔に比べて(もちろんだけど)求められるスキルが高度化しつつ多角化していってる気がする。

そりゃ時代の流れだから仕方が無いところもあるし、流れに抗っても良いことはなさそうだけど、ITエンジニアに限定せずに社会人が勉強をしないといけない、努力をしないといけない必要性の高まりを感じます。

 

高校3年生の時に担任の先生から「人より楽をしようと思ったら、人がしていないところで努力をしないといけない」と言われたのを思い出しました。
人と同じことをしていて人と同じでいられるほど、甘い時代ではない。
エンジニアだけではなく、それ以外の分野でもフルスタック人材が求められているように感じる・・・・そんな日々でした。

 

人より楽をしようと思って頑張って努力してきたけど、いまだ楽を出来ないのは努力が足りないのか、努力の方向性が違っているのか・・・・
頑張って精進します。