Beyond The Limit

はじまりは2001年

はてなに入って半年が経ちました〜半年目線〜

こんにちは、はてなでMackerelセールスエンジニアをしているid:sharataniです。
はてなスタッフアドベントカレンダーの一環で「はてな」に関することをテーマにしてブログ記事を書くこととなりました。
昨日はid:Swatzさんとid:mohritarohさんでした

advent.hatenablog.com

自己紹介

私は今年の6月に渋谷にある会社を退職し、同月にはてなに入社しました。
まさかはてなに入社するとは思っていなかったので、30超えても人生何が起きるか分からないものだなと感慨深かったのを覚えています。
応募〜入社までも色々とありました。

何やってるの?

MackerelというSaaSのサーバー・パフォーマンス監視サービスのセールスエンジニアとして働いています。
セールスエンジニアという職種は私だけなのですが、そちらの話ははてなデベロッパアドベントカレンダーの時に書こうと思います。
developer.hatenastaff.com

何書くの?

はてな」は2001年創業のため、インターネット系ベンチャー企業としては歴史もあり、インターネット上で色々な情報が見つかります。
しかし、あまり知られていない(単に自分自身が入社するまで知らなかったのかも)こともあり、この半年での気づきなどを簡単にまとめてみたいと思います。

1.入社時に好きなPCが選べる

エンジニア・デザイナー系とそれ以外の職種で分かれるようですが、一定の範囲内で好きなPCを選ぶことができます。
個人的な所感ですが、エンジニア・デザイナーはMacが多い、ビジネス系(営業・コーポレート)はWindowsが多いという印象です。

2.マウス・キーボードの購入に補助が出る

入社時に一定の範囲内で好きなPCを選べる会社は増えていますが、マウス・キーボードの購入に関して補助が出る会社はあまりないように思います。
手に馴染んだものを使いたいからちょっとお金を出しても自分が使いやすいものを購入する、そんな人は多いのではないでしょうか?
結構な金額の補助が出るので、自前で用意する人にとっては地味に有り難いです。
自前で買いましたが、私は会社では有線のApple キーボードとロジクールのMX Masterを使っています。

3.好きな椅子を選べる

インターネット系企業ではエンジニア向けによく見られる福利厚生の一つですが、はてなではアーロンチェアを用意しています。
しかし私の場合はアーロンチェアの後ろに沈み込む感覚がダメだったため、オカムラのシルフィに座って仕事をしています。
こちらも一定の金額内であれば会社から用意してもらえるため、快適に仕事ができます。
社内では椅子の代わりにバランスボールで仕事をしている人も結構多いです。

4.帰宅が早い

はてなは10時始業、19時終業なのですが、残って仕事をしている人の方が珍しくて目立つ、というぐらいに、みんな帰宅が早いです。(残業代が出ないというわけではない)
仕事をうまくこなしつつ、プライベートでの過ごし方も充実しているという人がとても多いように感じます。

5.社内ではIDで呼んでいる

なので本名を知らない・忘れる、などがたまにあったりします。
最初はびっくりしましたが、慣れるとそれが普通になってしまいます。慣れって怖い。
Mackerelのドリンクアップ・ミートアップといったイベントの懇親会でお客さんへエンジニアを紹介することもあるのですが、紹介するエンジニアの名字がうっかり出てこないこともあったりなかったりします。
IDなのであだ名とはちょっと違うかもしれませんが、名字で呼び合うよりも親近感がわくように思います。
渋谷のとある企業もあだなで呼び合う文化だと聞いたことがありますが、そういったことも社内の雰囲気の良さに一役買っているのかもしれません。

6.衣類が支給される(福利厚生の一環)

毎年一般販売される「はてなTシャツ」ですが、従業員にも福利厚生の一環として好きなデザイン・好きなサイズのものが支給されます。
私が所属しているMackerelチームではMackerelポロシャツ・Mackerelパーカーなどもあり、こちらも支給されます。(イベントとかで着てるやつです)

7.自席以外でも自由に仕事ができる

はてなには3FにSHIBAFUとよばれる多目的ルームがあるのですが、SHIBAFUにあるテントやリクライニングベッド(っぽいもの)で仕事をすることもできます。
来社いただいた方とTATAMI(掘りごたつのある会議室)やSHIBAFUで打ち合わせをすることもありますが、もちろん部屋が空いていればTATAMIで仕事をすることもできます。
基本的にノートPC+27インチの外部ディスプレイという環境なので、PCさえあれば社内のどこでも仕事ができるという感じです。

8.何だかんだで京都に行く機会が多い

チームや職種によっても変わってきますが、何だかんだで月に1〜2度は京都本社に行っています。
Mackerel自体が関西圏でも知名度・認知度が上がりつつあることもあったり、京都・愛知にも開発メンバーがいるので顔を合わせようという一環でもあります。
たまに「京都観光が出来て羨ましい」と言われることもありますが、仕事が終わるのは19時で東京に帰ろうと思うと21時半が終電なので、あんまりそういうものでもなかったりします。

9.あまりお金を使わなくなった

前職では渋谷勤務だったため、昼ご飯は桜丘や渋谷駅近辺が多かったです。
だいたい800円〜1000円の間で昼ご飯を食べることが多く、1ヶ月に換算すると1万6千円〜2万円の出費になります。
しかしはてなでは昼食に毎日まかないランチがでて、飲み物(お茶・コーヒー・ジュース)もお菓子類も自由なので、あまりお金を使わなくなりました。
たまに外出先で昼食を食べる際は昼ご飯にお金を出すということにハッとします。
まかないランチは強制ではなく自由なので、外に出て食べてもいいのですが、青山ではほぼ100%の人がまかないランチを食べてます

10.季節感を感じることが多い

仕事の忙しさなどで季節感を感じるということではなく、社内のイベントやちょっとしたことでも季節感を感じることが多いです。
今の時期ではクリスマスが近いこともあり、この前出社したら入り口の受付にクリスマスツリーが飾ってありました。
あまり知られていませんが、ハロウィンの時期には社内で仮装コンテストが開かれたりもします(テレビでも取材されました)
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などなど、会社によっては一部の福利厚生の対象がエンジニアだけが対象ということもありますが、はてなではあまりそういうこともなく、とても過ごしやすい・働きやすい良い会社です。


私のはてなとの出会い

個人的な話ですが、私が会社としての「はてな」を知ったのは、10年ほど前にITmediaに掲載されたこの記事でした。
www.itmedia.co.jp

当時は単純にid:naoyaさんというすごい人が、はてなという変わった名前の会社に入社して、なんかすごいことをやっているんだろうという認識でした。
当時は「自分には無縁だな」と思っていましたが、あれから10年経ち、社内・社外のスゴイ人たちと一緒に仕事をしています。
何をやるのか、何ができるのかは仕事をする上でとても大事なことですが、誰とやるかというのも同じぐらいとてもとても大事なことだと思います。


はてな」ではエンジニアと言わず、色々な職種で募集をしています。
もし興味がある方がいましたら、私含むはてなスタッフまで気軽にご連絡いただくか、採用ページからぜひ応募してみてください。
hatenacorp.jp


明日はid:astjさんとid:sallymyloveさんです